秋だから
今週のお題「秋の空気」
なんといっても一番は、便座の冷たさ、
夏の間、暖房OFFにしてあった我が家の便座に、朝、最初に座るとき、おっと!
と思わず声が出そうになります
台風で停電・断水なんて地域もあるのだから、そんなことで動じているわけにはいかないのは承知しています
まだ我慢のできる程度ですから、もうしばらくは、目覚まし代わりにこのまま使用します
皆さんの地域が少しでも早く復旧することを祈りつつも、冷たいものは冷たい>_<
その次は、キンモクセイの香り
これはトイレの芳香剤じゃなくて、本物のほう
住宅街では、この季節、どこからかキンモクセイの芳香が漂ってきて、鼻の先がちょっと赤くなるような錯覚を覚えます
辺りを見回すと、だいたい目の届く範囲に1本はオレンジ色に輝く小花の群れを付けた木が見つかります
この花の香りは、私の中で、「秋の空気」感とシンクロします
もう一つ、香りでいうと、ちょっと遠慮したいほうの銀杏の実、
そう、ギンナン
以前勤めていた会社の駐車場に大きな銀杏の木があり、この季節は、足元に気を付けながら車に乗り込まないと、乗ってからエライ後悔したものです
今、孫を送迎する保育園にも、やはり銀杏の大木がありまして、園児たちがその実を見逃すはずもなく、台風の後は一段と薫り高く「秋の空気」を演出しています
食べるのは大歓迎なんですけどね
そして、最後に書き加えておきたい「秋の空気」は、やはり、空と雲と時の流れ
晴れ渡った高い空も、夕焼けに映える鱗雲も、月にかかる雲も、
移り変わる季節とともに、過ぎゆく年月をずしーっと、我が身に投げかけてきます
また、我が身とは何の関係もなく、もっと気の遠くなるような長いスパンの時の経過を「秋の空気」は運んできます
自分ひとり、どうあがいても、どうにもならないことと
とにかくやるしかない目の前のこと
その条件は、みんな平等かな、と思えるようになりました
もの思う秋、です