悪口の効用
人の悪口を言い合って楽しかったことってないですか?
私、あります
相手も共感してくれて、「分かる、分かる」「やっぱりね、そうだと思った」「あいつ、やりそう~」とか言われると、もうテンション上がって、とめどなく経験談が出てきます
全部吐き出して、お互いに笑い飛ばし、気分はスッキリ!
なんだ、自分だけじゃなかったのか嫌な思いしてたのは、と、もやもやしていた気持ちが晴れてきます
次にその人のことでまたぶちぎれそうになっても、又ネタにしよう、と思えば、やり過ごせます
こんなストレス発散法を、自分でもとても気に入っていました
話し相手になるのは、もちろん同じコミュニティの中の気の合う仲間で、ここから友人と言えるようになるのには、あまり時間はかかりません
そんな友人とは、十数年付き合いが続いてます
今ではお互いの立場も変わり、話題も移りましたが、同じ時期に同じ思いをした者同士、相手を尊重し共感しあうことができていると思います
今なら、あの悪口の対象であった人の情況や心理もほんの少しは理解できるし、何より友との楽しい時間を提供してくれたことに感謝したいくらいです
誰彼構わずしゃべるわけにはいきませんが、相手を選び、場を選んで言い合う悪口は、逆に人と人を結び付けることもあるということ
そして、共感できる人との出会いは人生の財産だなあと思う今日この頃です