聞いて欲しい独り言

こんな人も生きてますよ 離婚、パート・アルバイトの掛け持ち、子どもの独立、そして息子家族との同居、親のこと~

乳幼児の天使度・悪魔度

育児はいつの時代も試練の連続ですね

 

この春、息子家族と同居するようになり、令和の声を聴くとともに3人目の孫が生まれました

今や、4・2・0歳児👦🧑👶のバァバとして、日々奮闘しています

 

魔の2歳児とか、イヤイヤ期とかいうようですが、本当に凄い!

 

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こんなんだったっけ?

と、気持ちを揺さぶられることが、あまりにも多いので、ここで少し吐き出させていただきます

 

悪魔度 

4歳児は、眠くなると、床が抜けるんじゃないかと思うほど、地団駄踏み、どう声をかけても、かけなくても1時間以上泣き叫び続けます

「私がお隣さんだったら、虐待疑惑で間違いなく通報します」

って義娘も言うほどです

 

そうかと思えば、2歳児は、目を合わせたまま、夕ご飯のお皿をひっくり返し、カップを落とし、スプーンを投げます

 

あー、大人は試されている

と深呼吸して、その場を離れます

 

しばらくすると、4歳児が何にもなかったように足元にまとわりついてきて、

「バァバ、これなーんだ」

と、サインペンを大量のティッシュペーパーでくるんで持ってきます

もちろんキャップは外れてて、青いインクの染みが見る間に広がっていきました~

 

別のときは、ニコニコしながら、私の部屋に、封筒のようなものを持ってきて、

「バァバ、これ見て、どれでも一番好きなの、バァバにあげる!」

 わぉ! 大小様々、ダ・ン・ゴ・ム・シ!(⊙_⊙;)

さんざん振り回したらしく、全て見事に丸まっている―

 

2歳児は、冷蔵庫から手あたり次第、食品を引っ張り出します

(重い椅子も引きずって踏み台にするので、床も家具もキズだらけ)

ジャムのビンは開けられないけど、ねりからしのチューブは開けられたようで、両手に塗りたくって目をこすり、火が付いたように泣きだします

 

掃除機をかけようとすれば、4歳と2歳の兄弟が、〇〇クンがやる、△△クンがやると取り合いになって埒が明きません

ならば、1人はホーキだと思い、出してくれば、今度はこっちに2人とも飛びついて、引っ張るの、振り回すの

掃除どころか、散らかし尽くして、壁にキズ作って、ケガをする、という騒ぎになります

 

電子レンジもレコーダーもリモコンもインターホンも電灯のスイッチも、とくかく押せるものは何でも、押してみないと気が済みません

しかも、何度押しても飽きないようで、注意すればするほど繰り返す確信犯です

 

下の子が生まれて、自分にもっと目を向けさせたい、という気持ちがあるのは理解してあげたいと思いますが、本当に疲れます

 

つい先日は、ハサミ使いにはまった2歳児が、水筒のチューブをちょん切っただけでは飽き足らず、ニイニのふくらはぎを幼児用ハサミで挟んでしまいました

う~

もちろん、4歳児は、泣き叫びながら逆襲連続パンチにほっぺた掴み攻撃です

 

保育士さんたちは、2人の傷跡を見て、虐待に合っていると思っているんじゃないかしら、と義娘と心配しあっています

 

とにかく、2人とも声は大きいし、力は強いし、言い出したら聞かないし、

 

バァバ、もうくたくた

 

 天使度

それに比べたら0歳児の可愛いこと

 

泣き声はやっぱり大きくて、抱いていると耳栓が欲しくなりますが、泣き顔も見ていて飽きないくらい可愛いです

 

泣きだしそうになって、下唇をつき出して震わせるときなんて、キューンと心臓に穴が開きそうです

 

2歳児の舌足らずなおしゃべりも、キューンときます

牛乳のことを「ユーユー」といい、トラックを「アック」、救急車を「ピーポピーポウ~」というのですが、いつもクスッとしてしまいます

 

顔のパーツを全部中央に寄せて、明らかにウンチをしようとしているのに、

「△△くん、トイレ行こうか?」と声をかけると、いきみながら

「で・な・・い」と答える姿は、毎回おかしさを抑えるのが容易でありません

 

4歳児は驚くべき記憶力で、パパやママやバアバに言われた小言を、そっくりそのまま弟に説教して、大人の失笑を買います

それ、こないだ私がヒステリックに言ったまんま・・・・・ (¬_¬ )

 

ご飯の時、美味しいねって目を合わせると

「美味しくって笑っちゃうね、うふふふぁははは~」

と体をひねるように本当に笑い出したりします

コオロギの鳴き声みたいにコロコロ響く4歳児の笑い声は、脇をくすぐるような必殺技です

 

ア~、もうだめ

 

子育ての極意 

ところで、アドラー心理学に基づく育児法では、ダメって言ってはいけないそうです

相手が生後3か月以上の子どもなら、

「あなたがそれをしたら、私はこんな風に困るから、やらないでください」

お願いすればいいそうです 

 

自分の要望を聞き入れてもらいたいなら、相手が子どもでも、一人の人間として対等に意思を伝えて、お互いに譲歩しあい、折り合いどころを探るのだそうです

 

確かに、怖い顔して、金切り声を上げる人間を、子どもが交渉相手にするはずありませんよね

 

こちらだって人間ですから、なかなか理想通りにはできませんけど(;´д`)ゞ

自分の意思を通しやすくするには、まずは笑顔で接することからですかね

 

学ばせてくれます

 

そういえば、保育士さんたちは、その点、まさにプロフェッショナルです

 

保護者にも、いつもいつも笑顔で、しっかり対応してくださいます

するとこちらも、どんなに急いでいても、笑顔を作ってしまうではありませんか

 

心の中では、手も合わせています (幼稚園は仏教系)

 

そんなこんなで、日常に鮮やかな色を加えてくれる孫たちに、鍛え直されている今日このごろです